お笑い芸人がお笑いそっちのけでアイドルを推すことに何の意味があるのか?
バナナムーンGOLD Podcast 2014/3/14
出演者
設楽、スピードワゴン井戸田、ななめ45℃岡安、スカイラブハリケーン桜井、作家オークラ。
日村はインフルエンザにより欠席。
話の流れ
乃木坂46ひめたん*1を推すオタクの会合、生誕委員に参加しているスカイラブ桜井。
しかし、生誕委員による“生誕祭”と本来の仕事であるお笑い“ホリプロライブ”のスケジュールがブッキングしていることに悩みを抱えていた。
文字起こし
井:そんなもん…迷わずホリプロライブに出ろよ!
皆:(笑)
設:いやでもねえイトリ*2、俺もそう思った最初聞いたとき、
井:いや当たり前じゃないですか!
設:メシ食い行ってたとき最初そんな話、メシ食い行ってたときかな、まあそんなときに話しててさ、
井:はい
設:そんなの…
オ:そんなの(笑)
井:何を迷う必要があるんですか!
設:お前はなんだ、と。
桜:はい
井:仕事は!お前の本分はなんなんだよ
桜:お笑い芸人…
井:そうだろ!?
設:俺も思ったけど。ただね、こう10年くらいやっててもう30…この間誕生日だったんだよな
桜:そうです、33…
設:で、もう鳴かず飛ばずでさ、ホリプロライブ、ぶっちゃけね、1回休んだところで芸人人生にあんまり関係ないかもしれないけど、ひめたんの生誕委員っていうのは年に1回の、なんならコイツそういう中でも芸人とかだからちょっと有名なほうじゃん
井:あーなるほどね…
設:なおかつ、確かに好きっていうことで仕事が来たりとかさ。要は、現に俺らの番組のロケとか…それは俺が、こいつが(ひめたんを)好きでカードみたいなんをもう4万くらい使って買って、
井:えぇ…
桜:(笑)
設:誰が出るかわかんない、ひめたん当てたいからいっぱい買うじゃんか。ほんで、「買ってた」とかOA中に、つか収録中、OAされたか分かんないけど、そんな話とかもしてた。それをスタッフの人がそういうの聞くじゃん。
井:あぁー
設:「そんな好きな人がいるんだったら…」っていうので、前説とか頼んだり…前説はそのときはなかったかな?なんかロケでな…
桜:はい、ロケ
設:ロケで仕事が入ったりとか、それがきっかけかは分かんないけど
井:いやでもそれあるでしょ
桜:それですね
設:って考えた場合、ライブに1回出るのと、年に1回の生誕委員でやってこの話とかをいろんなところでする、って考えたら、もしかしたら俺も最初は「ライブだバカヤロー」って思ったけど、生誕委員だったら、そっちに行ったほうが仕事的に話もできるわ…
井:設楽さぁん
設:あ?
井:何言ってるんすか
皆:(笑)
設:いやいや、あれ?あれ?(笑)
井:なんで持ってかれてんすか
設:だってさ
井:おかしいでしょ
設:この今もこういう風になってるわけじゃん。だって桜井なんかさ、じゃあ今の桜井がさ、ひめたんいなかったら何の話ができるよ?
皆:(笑)
桜:それはそれでアレですけどでも(笑)
井:確かに…
設:でもさ!これから乃木坂がもっともっと人気になってね、なんか討論会とかAKBとかやってて好きな人集められたりあるじゃん。あるよな?ももクロとかでもあるよな?
オ:ありますね一応
設:そんときにさあ
井:そうか、ひめたんきっかけで乃木坂のイベントのMCやったりとか、それこそ山ちゃんみたいにAKBじゃんけんのレフリーみたいな仕事もあったりするかも、ってこと?
桜:いや別にそういう気持ちではないですけど、本当にひめたんをお祝いしたいっていう気持ちなんですけど
井:だったら…
設:だから繋がる可能性はあるよね?
桜:まあ、そうですね
井:でも本当に純粋なアレだったらひめたん絡みの仕事全部断れ
桜:…えっ?
井:だったらいいよ、応援して
桜:あ、なるほど
設:あー、コレ、あるよね。ももクロなんかでもたとえばオークラの作った階級あるよね
オ:あー、ありましたね
井:なんすか?
オークラによるモノノフ*3階級の話になる
- マジノフ:本気(マジ)で好きな奴
- キモノフ:気持ち悪いくらい好き、ちょっとヤバイ奴
- シャレノフ:設楽。陶酔しきらず冷静な部分を持ち、アイドルへの偏見を持つ人との架け橋になるおしゃれな人。マジノフ・キモノフから軽蔑されることあるが、シャレノフがいることによってアイドルは世に知らしめられている。
- チカノフ:キンコメ高橋。以下参照。
ドルオタ芸人によるドルオタ仕事の話題となる
設:それで、アンジャッシュ児島・ドランクドラゴン塚っちゃん・キングオブコメディ高橋くんとかが、ガッチガチなのよ。さっき言ったように、「仕事一緒にしたくない」と。要はファンとして純粋に好きでいたいから一緒に共演とかはヤダっていう、本気の、芸能人のパワーを利用してライブのチケットとかも押さえないとか…山ちゃんとかが軽蔑されるとかそういうのあるじゃない、ファンの人とかがさ
井:うんうん
設:それで、そういう人もいるよね
井:“純粋に一ファンとしてのルールを守っての応援していく”っていう
設:だから仕事もやらない、一緒に絡みは断るっていうね
井:それでいきなよ
桜:はい…
設:高橋くんなんかはもっとすごいんだから、高橋くんなんか好きすぎちゃって…
井:どうなっちゃったんですか?
設:高橋くんだけの呼び方があるんだよね?
オ:ありますね、あれは…“チカノフ”っていう…
井・桜:チカノフ?(笑)
設:チカノフ、もう犯罪的に好きなんだよ、痴漢のように…
皆:(爆笑)
オ:それはヤバイ(笑)
設:犯罪的に好きだっていう言い回しの
皆:チカノフ(笑)
井:でも彼をそういう呼び方しちゃったらそう思っちゃう
オ:しかもオンリーですもんね
設:高橋くんは、ももクロファンからは神だって呼ばれてるからね
井:えぇっ
設:ゴッド、ゴッド高橋だからね、すごすぎる、ファンの中でも一目おかれてる存在
岡:どういう風にほかの人はすごいって評価したんですか?
井:どこでもでも行くんじゃねえの?
設:だから、高橋くんは、本当は一緒に絡みたくないんだけどオファーがあればまあしょうがないというか。自分から好きだってアピールするのが、たとえばなんかこう発信できるものですごく熱意をこめて伝えてくれたりとか、あといろんなものに出てったりとか、エピソード的にもちょっとこう…イッちゃってるんだよね
井:うーん、なんかこう写真を撮るみたいなことやってましたよね…
チカノフ、キンコメ高橋くんエピソード
- ももクロが過去に撮影したロケ地を訪れ同じポーズで写真を撮る
- 年末ライブにて、1年間で購入した大量のももクログッズを持参し「こいつらにもここの空気吸わしてやりたい」と発言
- 武道館のライブ構成・テーマなどを情報ナシで予想し、その予想に基づいて衣装などを作成して参加。予想は決して遠いものではなかった。
井:神ですね…
設:そういうので。やっぱ、ファンの人が、より(アイドルを)好きな人を崇拝していくって、ちょっとそういうのあるじゃない。やっぱり、メディアで訴えかけたりするっていう人に対して、よく思わない人もいるかもしれないけど、
井:純粋に本当に応援していくんであればその人を神と呼ぼう、ってことでしょうね
設:うーん、、そういうこと
井:はぁーあ。
設:他にも普通の人にも神って呼ばれるファンの人いるみたいだけどね、昔っから好きとか…
井:なるほどねぇ…そういう風になりたいの?桜井は
桜:いあやすごいですね、今の話
設:高橋くんはすごいよな
井:それぐらいまで行ききったら、じゃあ?
オ:でも一切接点を得ないっていうのがやっぱ高橋くん流らしいですよ
井:だからこその神って呼ばれてるんだよ
桜:そうっすねえ。神目指す…
設:でももう不純だもん、もう会っちゃった
桜:そうですね、仕事しちゃってるんで…
井:もう2度と会っちゃだめ
桜:…はい(笑)
皆:(笑)
井:言っちゃった(笑)