気が向いたときに。

しらんけど

朗読劇 「ハロルドとモード」 感想





2022.10.6 東京 六本木EXシアター 1階上手
2022.10.17 大阪 森ノ宮ピロティホール 下手

どっちの日も雨降ってた。

黒柳徹子佐藤勝利
クッククッカー、クッククッカー♪覚えた音はヨホホー♪

勝利くん。陰のあるキャラクターがハマる。
今回のハロルド役は結構ピッタリー!!のはファンだからなのか。
ブライトンビーチ回顧録のユージーンにちょっと似てる?
思春期特有の拗らせ感。
拗らせた青少年の役をもっとください。
ハルチカも地味男子、青野くんも闇抱えてる系?ブラック校則も。
しょりたんって演技仕事めっちゃ多いな。絶対全部覚えてないや。

味のあるお声ですね。歌声も味がありますわ。
演技してない時の喋りもあんまり抑揚ないし、そういう人なんよ。
ファンから見ても正直歌も演技も特別上手ではないと思う。
けど、東京で見た時よりも大阪の方が絶対演技上達しておられた。
しっかり演出つけられたんかな。知らん。
朗読劇とは言っても生のギター弾き語り見れたのはお得。


黒柳徹子様ははじめて生で観た、生ける伝説か。
「ちょっと」「ちょっと」から始まる徹子さんの台詞。
当たり前やけど、声めっちゃおばあちゃんやなーって思った。
徹子の部屋の照明すごいんやろな。
黒柳徹子ってこんなおばあちゃんやっけ?って。
役のモードより歳上か…89歳。すご。
90歳に見えないって言ったらモードみたいにまだ89だものって言われるパターン?
そう言えば台本普通に読んでるけど、老眼とか関係ないんかな。
含みを持たせた台詞回しが良かった。
飄々としてるおばあちゃんの役で徹子さんぴったり。

常盤貴子さんは少女のようなお母さん。
肌のハリツヤがぱーんってしてた。
北乃きいちゃんはクセがすごいんよ。顔かわいい。


朗読劇って椅子を円形に突き合わせて静かに読むってイメージだったので…
こんなに演出の幅あるんや?
表題のボードを上げたり下ろして場面転換を表したり、照明と音はもちろん。
ずっと台本に目線下ろして読んでるだけじゃなくて、セリフがなくても立ち上がったり、セリフのある人物同士が視線合わせたり合わせなかったり。
衣装も。常盤貴子の衣装がかわいかった。
ここぞというときは立ち上がって動きのある演技があった。
ハロルドとモード以外のキャラは入れ替わり立ち替わり、どこに座るかも距離感を表しているようで。
ピアノの生演奏も雰囲気良かった。

ポスターとかパンフレットがないのが残念。
マジでなかったw
朗読劇でイメージを膨らませて…っていうのがあるから、演者の写真とかはないのかな。
トットちゃんグッズはありました。買ってません。
ニュースサイトにしかハロルドの姿は残らないのかな。